レバレッジとは、少ない投資金で大きな取引ができるというもの。

原油の先物取引においても、証拠金は約18万円。原油の先物価格は約8万円。
証拠金の中で、約20倍までのレバレッジをきかせ、原油の先物取引を行うものです。

単純に考えて、20倍のレバレッジで証拠金は18万円ということは、360万円の原油先物の取引ができるということです。

原油先物価格が1枚8万円、取引額は360万円、約40枚で取引することとなります。

しかし、ここで落とし穴があります。

原油先物取引で、順調に利益が出た場合は問題はありませんが、1万円でも逆に動くと、40枚の取引ですから、1万円の損ではなく、40万円の損ということ。

そこで先物取引では資金が不足すると、資金を追加しなければなりません。

当然、18万円では補えず、22万円の損ということになります。

このようにレバレッジを大きくすることにより、儲けも大きいですが、損をしたときの余裕資金がないと原油先物取引はできないということになります。


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