CIFとは、商品が買主の指定する場所に届いた時点でその商品の所有権が買主に移転するという条件です。

輸入港にて荷揚げするまでの費用を売り手が負担をするという条件で、運賃保険料込み条件とも言います。

原油を出荷する際に、産地での価格はFOB価格と言われ、これに運賃と保険料を足したものがCIF価格ということになります。

原油を輸入するときには、CIF価格の他に、輸入金融コスト、関税、石油税などが加算され、これらが原油を輸入する際のコストになります。

ここのところの原油価格の高騰は、CIF価格を含む輸入コストを増大させる原因ともなっています。

特に、2007年のCIFのグラフは上がりっぱなしという状態で、原油価格の高騰もさることながら、それらに関するコスト高で、原油から精製される製品の値上げも仕方のないことです。


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