原油価格を決定している原油市場は、原油先物市場と呼ばれる先物取引市場です。

原油先物市場は、NYマーカンタイル取引所、ロンドン国際石油取引所、シンガポール取引所、東京工業品取引所の4つが世界にある原油市場です。

この中で世界の原油価格指標となっているのが、NYマーカンタイル取引所です。

この原油市場では、幅広い参加者が価格決定に関与しているからで、全体の原油市場の数%に過ぎないのです。

しかし、やはりNYの原油市場での価格が力を持っています。

2007年におきた原油市場の急騰は、中東の政情不安や新興国の需要拡大とサブプライムローン問題と言われています。

原油市場が投機対象になっていることが一番の原因で、上記の3要素が複雑に絡み合い、その余波はまだ続いています。



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