原油は北米、中東、欧州の3か所で産出されますが、それぞれに取引される市場があり、そこで原油価格の売買が行われています。

市場で売買されているのは、原油そのものではなく、原油先物取引で将来約束された値段で売買する義務を負う権利を売買していることとなります。

将来的な価格の売買ということと3つの取引所の関係が絡み合うことになりますから、原油価格の動向は単純ではありません。

また、夏はバカンス、冬は暖房にと原油需要が増加したり、災害時などによって原油需要が急に増加したりするので、原油取引の売買に関しては、各情報に敏感でなくてはなりません。

又、需要とは全く関係なく、盛んに取引される原油は格好の投機対象となっているのも事実で、世界情勢は全く関係ない動向を見せたりします。

ですから、原油売買に関しては、慎重にならざるを得ないのも事実です。



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